「常磐線舞台芸術祭 2023」いよいよ開幕ー。

飴屋法水たちの参加決定&磯原駅での展示スタート!ディレクター陣のコメント公開など新着情報ぞくぞく!福島県を中心とした常磐線沿線各地で14日間《7月31日(月)〜8月13日(日)》にわたって、25のプログラムを実施

「つなぐ、」をテーマに今年初開催となる「常磐線舞台芸術祭 2023」ーー。
いよいよ本日7月31日(月)に開幕し「KEYNOTE SPEECH」を実施いたしました。
開幕に合わせ、飴屋法水たち『人は、見たものを』と北茨城市磯原駅での展示『ここから「つなぐ、」』を追加プログラムとして発表します。

>> 飴屋法水たち『人は、見たものを』《Voice on Voice – fringe program -》

>> 茨城県JR磯原駅展示 ここから「つなぐ、」

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開幕コメント

「終わりました」
「相馬野馬追、終わりましたね」
「そう、野馬追は終わりました。でも、今年は、常磐線舞台芸術祭が始まるんですよ」
「常磐線舞台芸術祭 2023」は、野馬追最終日の野馬懸が行われた直後の 13 時から、小高神社近くの浮舟文化会館「KEYNOTE SPEECH」で幕を開けます。
舞台芸術祭の開催期間をいつにしようかと考えた時、裸馬を素手で捕らえて地域の安寧を祈念する野馬懸の日から、盆入りの日までの 2 週間がよいのではないか、と思いました。
祈りで始まり、祈りで終わる舞台芸術祭――、今年は、震災で亡くなられた方の 13 回忌です。
「祈りは時間の中になく、祈りの中に時間がある」というのは、マルティン・ブーバーの言葉ですが、常磐線舞台芸術祭は、祈りの中にこの世には存在しない時間の庭をいくつも出現させます。
ぜひ、一つ一つの庭を訪れて、見詰め、聴き入り、味わい、触れ、想像してください。
時間の庭で、あなたを待っています。

プログラム・ディレクター 柳 美里

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いよいよ常磐線舞台芸術祭 2023が開幕いたします。
常磐線舞台芸術祭は今夏初開催となります。
福島入りして一ヶ月、広大な福島の地を車で巡り、美味いカツオを食べ、酒を飲み、地域の方々に叱責され、しかし強く励まされながら準備を進めてきました。
福島をめぐりながら来訪者のみなさまに思うことは、芸術祭を「口実」に「きっかけ」にそして「入口」にしてこの土地を体感していただくことです。
常磐線や国道6号線から見える雄大な海、そこで獲れるあきれるほど美味いかつお、各地で違う愛おしい方言に、強くこの土地の力を信じてやまない人々。
どうぞみなさま、常磐線舞台芸術祭を「口実」に、豊かでそして強く愛おしいこの土地に遊びにいらしてください。

プロデューサー 鄭 慶一

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プレスリリース全文(PDF)

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