
JR 常磐線上り列車 ―マスク―
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Rain Theatre
3年ぶりの新作公演。「マスク」を通して描かれる現在する過去
「常磐線舞台芸術祭」は福島県を中心とした常磐線沿線で繰り広げられる
舞台芸術の祭典です。初回テーマは、「つなぐ、」。
震災が残した爪痕は、大小そして内外を問わず様々な「分断」を生み、
未だその影を落としています。
舞台芸術の力を持ってその分断を少しでも「つなぎ」それぞれが手繰り寄せ、
地域のもつ本来の美しさや魅力を再発見し体感してもらうことを目的とした芸術祭です。
3年ぶりの新作公演。「マスク」を通して描かれる現在する過去
宇宙の果ての輝く星々と美しい友情で紡ぐ、いのちのファンタジー。
福島と岩手で今春放送されたラジオ番組を音楽も含めて舞台で再現
東日本大震災被災地応援のために作られた「奇跡の高校演劇」。福島の高校生とコラボします。
たった一匹から始まった10日間の王国。ミジンコの「宇宙」を見つめる生命の物語。
ミサイルの行方は菜の花の咲く半島。
『阿房列車』
平田オリザ初期の傑作短編戯曲、福島で復活。
日没に捧げる書と音楽と詩のインプロビゼーションと合唱の祭典
日没に祈りを捧げるアーティストたちの祭典の第二夜
鎮魂と再生の祈りを込めた創作能の舞
彼女は歩き出した。
声は何にも似ていない。
鉄管にもケーキにも似ていない。
見えないし触れない。
光らないし臭わない。
だけど声は、人と人をつないで、運ぶ。
人と人を集めて、散らせる。
まるで鉄道の駅みたいに。
だから声に声を重ねる。あの駅で。
声と声を触れさせる。あの駅で。この駅で。
文・古川日出男
「Voice on Voice」は常磐線沿線の駅舎周辺で
アーティストと音楽家がコラボレーションする企画です。
常磐線舞台芸術祭でのみ実現しうる共演をお楽しみください。
※会場は屋外の可能性もあります。雨天決行、荒天中止、雨具は各自お持ちください。
国内で活躍する演出家を招聘し開催する演劇ワークショップ。
第一線で活躍するアーティストの創作を体験し、
アーティストの「視点」を体感することができます。
常磐線沿線には長く、深く、枝分かれした歴史や文化がある。
常磐線沿線に来たら、見てほしい、知ってほしい。その土地のことを。
土地の様々な面を案内人がツアーします。
原発事故による旧避難指示区域には様々な文化財がありますが、それらを知る機会は多くありません。土地を「歴史」の面からツアーします。
案内人:森 幸彦
日程:未定
会場:未定
参加費:料金未定
福島県浜通りを南北に走る国道6号線、通称ロッコク。国道沿いに点在する震災遺構、産業遺構を巡りながら、震災や近代化・工業化が生み出した「断層線」をたどるツアー。案内人は、著書『新復興論』の中で独自の「ロッコクツアー」を提唱する小松理虔。
案内人:小松理虔
8月6日(日)、9日(水)10:00~18:00 ※10:00 JRいわき駅集合
会場:国道6号線沿い
参加費:無料(要申込)
地域特有の食文化に触れることは、地域を知るために必要不可欠な要素です。
各地の名産を口にして、より深く福島を体験することができる企画。
いわき市小名浜在住の地域活動家、小松理虔がプロデュースする食と対話の企画。小名浜と浪江。福島県浜通りにある二つの港町を舞台に、地元のうまいものを囲みながら、地元の人もよそものも混じり合い、地域について、文化について、震災や復興についてざっくばらんに語ろうじゃないかという企画。なにはともあれまずは宴。酒と食、対話のあるところに「共事」の回路が立ち上がる。
<小名浜編>
8月5日(土)15:30〜18:30
会場:UDOK.
<浪江編>
8月12日(土)15:30〜18:30
会場:Share Place STUDIO B-6
料金:食事代+参加費として2500円
※お酒の持ち込み可
福島県内の常磐線沿線を中心に、名産やおいしいものが大集合。
各地域の地元の方に「縁日の屋台の名物はこれだよね」と思っていただけるフードマーケットです。
日時:未定
会場:未定
料金:入場無料
糸と泉――結ぶものと湧き起こるもの。
このフェスティバルで結ばれた人々のトークと、土地に根付いた伝統芸能や文化から、一つの「線」が湧き起こります。
7月31日(月)13:00
会場:小高生涯学習センター(浮舟文化会館) ホール
登壇者:小松理虔、相馬行胤、平田オリザ、古川日出男、柳 美里、和合亮一、他
出演:磐城じゃんがら遊撃隊、富岡表現塾、他
料金:無料(要申込)
常磐線舞台芸術祭が手繰り寄せ、繋いだ人々と共にフィナーレを飾ります。
それぞれが持つ線を繋ぎ、輪を描くようにフォークダンスを踊って芸術祭を締めくくります。
8月13日(日)※時間未定
会場:未定
料金:入場無料
※雨天決行、荒天中止、雨具は各自お持ちください。