『ザ・レディオ・
ミルキー・ウェイ』
ラジオ朗読劇『銀河鉄道の夜』舞台版
8月2日(水)13:00 開演
※開場は開演の30分前
※上演時間:約80分
- 会場
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新地町文化交流センター(観海ホール) 福島県相馬郡新地町駅前1-3
原作:宮沢賢治
脚本・演出:古川日出男
出演:古川日出男、管 啓次郎、小島ケイタニーラブ、柴田元幸、北村 恵、後藤正文
音楽:後藤正文、小島ケイタニーラブ
映像:河合宏樹
チケット情報
料金(整理番号付き自由席・税込):
一般 4,000円 学生 3,000円
※未就学児入場不可
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- チケットのキャンセルや払い戻しはできません。
- 「Voice on Voice」の各プログラムについては、購入枚数をお一人様につき1枚までとさせていただきます。
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- お申し込みをしたチケットは、スマートフォンアプリに表示されます。紙のチケットは発行されず、スマートフォンがそのままチケットとなります(アプリをダウンロードできない場合、パソコンから印刷することもできます)。
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- 会員登録不要
- 参加費のあるプログラムは当日会場の受付にて精算(現金のみ)となります。
- お申し込みの締め切りは各開催日の3日前となります。
- ご不明点につきましては芸術祭事務局にお問い合わせください。
最寄り駅からのアクセス … JR新地駅 徒歩1分
交流センター駐車場 23台、駅前有料駐車場 187台
福島と岩手で今春放送されたラジオ・ドラマを、音楽も含めて舞台で再現
銀河ラジオ(ザ・レディオ・ミルキー・ウェイ)の人気 DJゴトウのもとに、ある夜ふしぎな投書が届けられた。ジョバンニという弟が行方不明なのだ、とその女性のボイスメールは訴える。はたしてジョバンニ少年はどこにいるのか? そしてジョバンニの親友・カムパネルラはどうなったのか? 純粋な子どもたちの想いを追って、銀河ラジオの報道員(レポーター)たちの冒険が始まる。「宮沢賢治さん、賢治さん、これがラジオです。これが銀河のラジオです」——今年3月に、ふくしまFMとエフエム岩手の共同特別番組としてオンエアされたラジオ朗読劇が、舞台上の新たな作品に。音楽もその場で再現し、劇場に銀河宇宙への「窓」を開く。
朗読劇『銀河鉄道の夜』
宮沢賢治の名作を小説家・古川日出男がオリジナル脚本に仕上げた朗読劇『銀河鉄道の夜』が誕生したのは、2011年の聖夜のこと。古川自身の朗読に、音楽家・小島ケイタニーラブの音楽と歌、詩人・管 啓次郎の書き下ろしの詩、そして翻訳家・柴田元幸のバイリンガル朗読が加わり、まったく新しい「賢治」の世界が生まれた。そこから12年。上演する時期や土地にあわせて脚本や演出を変容させながら、東北をはじめ全国20か所以上をまわってきた。2021年には映像作品「コロナ時代の銀河 -朗読劇『銀河鉄道の夜』」(監督:河合宏樹)で第32回宮沢賢治賞奨励賞を受賞。今作『ザ・レディオ・ミルキー・ウェイ』では常連4名に加え、劇団「ワワフラミンゴ」と「青年団」制作部に所属する北村 恵、ASIAN KUNG-FU GENERATION のボーカル&ギターの後藤正文がゲスト参加。
https://milkyway-railway.com/
古川日出男
1966年福島県生まれ。作家。主な著書に『おおきな森』(講談社)、『女たち三百人の裏切りの書』(新潮社、野間文芸新人賞・読売文学賞)、『南無ロックンロール二十一部経』(河出書房新社、鮭児文学賞)、『LOVE』(新潮文庫、三島由紀夫賞)、『アラビアの夜の種族』(角川文庫、日本推理作家協会賞・日本SF大賞)、『馬たちよ、それでも光は無垢で』(新潮文庫)、『聖家族』(新潮文庫)、『ベルカ、吠えないのか?』(文春文庫)など。戯曲に『冬眠する熊に添い寝してごらん』(新潮社、上演版演出:蜷川幸雄)、現代語訳に『平家物語』(河出書房新社)、ノンフィクションに東日本大震災から10年後の福島を取材した『ゼロエフ』(講談社)。最新刊は『曼陀羅華X』(新潮社)と初の長篇詩作品『天音』(インスクリプト)。朗読劇では脚本と演出を担当している。
https://furukawahideo.com/
管 啓次郎
1958年生まれ。詩人、明治大学理工学部教授(批評理論研究室)。主な著書に『コロンブスの犬』(河出文庫)、『斜線の旅』(インスクリプト、読売文学賞)、『野生哲学』(小池桂一との共著、講談社現代新書)など。『PARADISE TEMPLE』(インスクリプト)ほか全8冊の日本語詩集と英語詩集Transit Blues (University of Canberra) を発表している。訳書にサン=テグジュペリ『星の王子さま』(角川文庫)、エイミー・ベンダー『レモンケーキの独特なさびしさ』(角川書店)、エドゥアール・グリッサン『第四世紀』(インスクリプト)、パティ・スミス『Mトレイン』(河出書房新社)、アントナン・アルトー『手先と責苦』(月曜社)などがある。
http://monpaysnatal.blogspot.jp
小島ケイタニーラブ
1980年生まれ。シンガーソングライター、音楽家。NHKみんなのうた「毛布の日」などを制作。バンドANIMAでデビュー後、3枚のソロアルバム『小島敬太』(HEADZ)、『It’s a cry run.』(スイッチパブリッシング)、『はるやすみのよる』(愚音堂/Space Shower Music)をリリース。著書に『こちら、苦手レスキューQQQ!』(絵・木下ようすけ)、12曲のピアノ譜を収録した、野村喜和夫・朝岡英輔との共著『花冠日乗』(いずれも白水社)。また、翻訳も手掛けており、訳書に『中国・アメリカ 謎SF』(柴田元幸との共編訳、白水社)、『紫禁城の秘密のともだち』シリーズ3巻(常怡著、偕成社)がある。現在、東京新聞・中日新聞の書評コーナー〈海外文学の森へ〉案内人を務める他、静岡エフエムでレギュラー番組を持つ。
https://www.instagram.com/keitaney_love/
柴田元幸
1954年生まれ。翻訳家。文芸誌「MONKEY」および英語版MONKEY責任編集。ポール・オースター、スティーヴン・ミルハウザー、レベッカ・ブラウン、トマス・ピンチョン、エドワード・ゴーリー、スチュアート・ダイベック、スティーヴ・エリクソン、ジャック・ロンドン、マーク・トウェインなど翻訳多数。著書に『生半可な學者』(白水社、講談社エッセイ賞)、『アメリカン・ナルシス』(東京大学出版会、サントリー学芸賞)など。最近の訳書にスウィフト『ガリバー旅行記』(朝日新聞出版)、ゴーリー『オズビック鳥』(河出書房新社)、レアード・ハント『インディアナ、インディアナ』(twililight)、バーナード・ゴットフリード『アントンが飛ばした鳩』(広岡杏子と共訳、白水社)など。
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北村 恵
1980年生まれ、千葉県出身。俳優・制作。2007年より劇団「ワワフラミンゴ」、2017年より劇団「青年団」制作部に所属。たぬきやおばけなど人間以外の役をよく演じる。近年の出演作品は、朗読劇『銀河鉄道の夜』、『きくたびプロジェクトHOME編』、NHK Eテレ『シャキーン!』、『フルカワヒデオ、戯曲を読む!』シリーズなど。雑誌「えんぶ」にて「ワワフラミンゴ鳥山フキのキャンセルみかん」連載中。
https://twitter.com/kitamenko?s=20
後藤正文
1976 年静岡県生まれ。ASIAN KUNG-FU GENERATION のボーカル&ギター。新しい時代とこれからの社会を考える新聞『THE FUTURE TIMES』の編集長を務める。インディーズレーベル『only in dreams』主宰。https://gotch.info/
河合宏樹
映像監督。作品に『ほんとうのうた〜朗読劇「銀河鉄道の夜」を追って〜』(2014年)、七尾旅人『兵士 A』(2016年)、飴屋法水演出&山下澄人原作『コルバトントリ、』(2017年)、『うたのはじまり』(2020年)、『コロナ時代の銀河』(2022年、宮沢賢治奨励賞受賞)などがある。そのほか、2022年末にASIAN KUNG-FU GENERATIONのライブフィルム作品“『Live Film“Y...Yes Be Alright”』を発表。今後の予定として、2023年7月にマームとジプシーの舞台『cocoon』の公演をBDにて映像化、発売。古川日出男×坂田明×向井秀徳(ZAZEN BOYS)による「平家物語 諸行無常セッション」を年内に劇場公開予定。加えて、七尾旅人、クラムボン、蓮沼執太、折坂悠太、青葉市子、yakushima treasure(水曜日のカムパネラ+オオルタイチ) 他、表現者のライブ映像を多数手がける。
https://twitter.com/kawai_psn