『阿房列車』
『思い出せない夢のいくつか』
青年団
『阿房列車』
8月10日(木)15:00 開演、11日(金)19:00 開演、12日(土)15:00 開演
『思い出せない夢のいくつか』
8月10日(木)19:00 開演、11日(金)15:00 開演、12日(土)19:00 開演
※開場は開演の30分前
※上演時間:『阿房列車』約65分、『思い出せない夢のいくつか』約75分
- 会場
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Rain Theatre 福島県南相馬市小高区東町1-10-5
『阿房列車』
作・演出:平田オリザ
出演:中藤 奨、たむらみずほ、田崎小春
『思い出せない夢のいくつか』
作・演出:平田オリザ
出演:兵藤公美、大竹 直、南風盛もえ
チケット情報
同じ舞台セットを使用して2作品を上演
※チケットは公演ごとに販売。
料金(整理番号付き自由席・税込):
一般 4,000円 学生 3,000円
※未就学児入場不可
- 要会員登録
- チケット料金のほかに各種手数料がかかります。必ず申込画面にてご確認ください。
- チケットのキャンセルや払い戻しはできません。
- 「Voice on Voice」の各プログラムについては、購入枚数をお一人様につき1枚までとさせていただきます。
- お申込みについてご不明点がある際は下記ページでご確認ください。
- 要会員登録
- お申し込みをしたチケットは、スマートフォンアプリに表示されます。紙のチケットは発行されず、スマートフォンがそのままチケットとなります(アプリをダウンロードできない場合、パソコンから印刷することもできます)。
- お申込みについてご不明点がある際は下記ページでご確認ください。
- 会員登録不要
- 参加費のあるプログラムは当日会場の受付にて精算(現金のみ)となります。
- お申し込みの締め切りは各開催日の3日前となります。
- ご不明点につきましては芸術祭事務局にお問い合わせください。
最寄り駅からのアクセス … JR小高駅 徒歩2分
『阿房列車』
平田オリザ初期の傑作短編戯曲、福島で復活
1991年、平田オリザが他劇団に書き下ろした最初の作品。内田百閒の名作『阿房列車』をベースに、中年の夫妻のあてどない旅の風景を描く初期平田オリザの傑作短編戯曲。目的もなく旅に出た二人は、列車の中で不思議な若い女と出会う。何か事件が起こるわけでもない日常の延長のような列車の旅のなか、諸相の向こうから様々な風景が浮かび上がってくる。
『思い出せない夢のいくつか』
星の数ほど生まれる思いは、衝突、爆発、死を繰り返す
これは大人のための『銀河鉄道の夜』
1994年に青年団プロデュース公演として渋谷のシードホール、横浜の相鉄本多劇場、伊丹の AI・HALL の3都市ツアーを敢行した作品。当時、第七病棟の緑魔子を客演に迎え、「唐十郎さんや石橋蓮司さんが少女のイメージで捉える緑魔子さんとは違う現在の彼女」を登場させて話題となった。宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』や『青森挽歌』、内田百閒の『阿房列車』、寺山修司の『コメット・イケヤ』などを題材にとり、3 人の男女の複雑に絡み合う想いを、行く先が定かでない曲がりくねった線路の上を走る列車に乗せて描く。
青年団
1982年結成。こまばアゴラ劇場を拠点に、平田が提唱した「現代口語演劇理論」を通じて新しい演劇様式を追求し、90年代以降の演劇界に強い影響を与え続けている。劇団内で独自の企画を行う不定形のユニット「青年団リンク」は若手アーティスト育成の場として、才気あるアーティストを多く輩出。2020年より兵庫県豊岡市の新拠点「江原河畔劇場」からも作品の創作・発信を行っている。
平田オリザ
1986年国際基督教大学卒業(教養学士)、(兵庫県立)芸術文化観光専門職大学学長。劇作家・演出家・劇団青年団主宰。こまばアゴラ劇場、江原河畔劇場芸術総監督。2000年より桜美林大学文学部総合文化学科助教授、2006年より大阪大学コミュニケーションデザインセンター教授、2013年より東京藝術大学COI特任教授などを歴任。1995 年『東京ノート』で第39 回岸田國士戯曲賞受賞。2006 年モンブラン国際文化賞受賞。2011 年フランス文化通信省より芸術文化勲章シュヴァリエ受勲。2019 年『日本文学盛衰史』で第22 回鶴屋南北戯曲賞受賞。著書『わかりあえないことから』『演劇入門』『演技と演出』『下り坂をそろそろと下る』(以上、講談社現代新書)『芸術立国論』(集英社新書)『ともに生きるための演劇』(NHK出版)『名著入門 日本近代文学50選』(朝日新書)『新しい広場をつくる』(岩波書店)など。