能楽

日没を祭れ 2023 第二日
『日没よ、鎮まれ。』

8月11日(金)18:00 開演
※開場は開演の30分前
日没を祭れ 2023 第二日
『日没よ、鎮まれ。』 メインビジュアル
会場

1部|作・演出:和合亮一 出演:清野和也、他
2部|作・演出・出演:津村禮次郎

チケット情報

料金:無料(要予約・全席自由席)

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  • 「Voice on Voice」の各プログラムについては、購入枚数をお一人様につき1枚までとさせていただきます。
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https://t.pia.jp/help/

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  • お申し込みをしたチケットは、スマートフォンアプリに表示されます。紙のチケットは発行されず、スマートフォンがそのままチケットとなります(アプリをダウンロードできない場合、パソコンから印刷することもできます)。
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https://help-attendee.peatix.com/ja-JP/support/home

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  • 参加費のあるプログラムは当日会場の受付にて精算(現金のみ)となります。
  • お申し込みの締め切りは各開催日の3日前となります。
  • ご不明点につきましては芸術祭事務局にお問い合わせください。

最寄り駅からのアクセス … JR小高駅 徒歩24分

日没に祈りを捧げるアーティストたちの祭典の第二夜
鎮魂と再生の祈りを込めた創作能の舞

1部は詩人和合亮一の作・演出による創作能の試みを、福島を代表する若手演劇人の力を結集して上演する。2部は重要無形文化財「能楽」保持者の津村禮次郎氏による極められた創作能を上演。江戸時代以降の相馬氏の菩提寺である、由緒ある美しい境内で行われる、鎮魂と再生への祈りを込めた、言葉と舞の清新なる夏の夜の特別公演。

和合亮一

1968年福島県生まれ。詩人。中原中也賞、晩翠賞、萩原朔太郎賞など受賞。2011年、東日本大震災直後の福島からTwitterで連作『詩の礫』を発表し続け、同年5月、世界三大コンサートホールであるオランダのコンセルトヘボウに招致され、朗読にて福島の想いを発信した。2017年7月、詩集『詩の礫』(徳間書店)がフランスにて翻訳・出版され、第一回ニュンク・レビュー・ポエトリー賞を受賞。フランスでの詩集賞の受賞は日本文壇史上初となり、国内外で大きな話題を集めた。昨夏には国際芸術祭「あいち 2022」にて日本のアーティストに選定され『詩の礫』を出展した。新しい英訳詩集『Since Fukushima』が今春に刊行されたばかりである。吉永小百合氏や坂本龍一氏、紺野美沙子氏、中嶋朋子氏、大友良英氏ら多数の音楽家や俳優と詩の朗読でこれまでも共演を果たしてきた。

津村禮次郎

 

1942年福岡県北九州市生まれ。能楽師・シテ方観世流。緑泉会会主。重要無形文化財(能楽総合)指定保持者。(公社)能楽協会、(一社)日本能楽会会員。二松学舎大学文学部特任教授、一橋大学社会学部講師を勤める。一橋大学経済学部(1964)、社会学部卒業(1968)。大学在学中に一橋観世会に所属し、女流能の草分け津村紀三子の指導を受け能楽の道を志し、その後先代観世喜之師に師事する。1974年に緑泉会後継者となり、定例公演を主宰し古典能の普及と継承に努め、1979年より地元小金井市で作家・林 望氏と小金井薪能を企画開催し、2023年8月第45回となり2019年には『雨ニモマケズ』を森山開次の演出振付、Atoa.の和太鼓演奏等で初演。古典能のみならず、創作能、新演出、ダンス界の森山開次、酒井はな、オペラ界の福井 敬などと多数共演共作、演劇界では野田秀樹と交流が深く舞台作品制作に関わる。2010年度文化庁文化交流使としてロシア、ハンガリーに派遣される。欧州諸国と縁が深く海外公演普及活動を多数行う。2023年古典楽器を中心に「TEAM NOSARU」を結成し 3年ぶりにヨーロッパツアーを行う。宮城県、福島県とも縁が深く、公演や指導活動を継続している。仙台市では「能BOX」を拠点に長年に亘って市民活動を行う。特に 2011年大震災以来、福島・三陸地方の被災地との交流事業を継続し、東京キャラバンやバレエ公演に参加する。2022年8月には陸前高田市・奇跡の一本松ホールで創作『能とオペラ・海士 AMA』を上演する。個人的には縁あって1962年得度し仏門に入り、身延山にて修行し僧籍を得る。著作に『能・狂言図典』『能がわかる100のキーワード』、写真集『舞幻・BUGEN』(森田拾史郎撮影)を出版。舞台・舞姿は能関連の書籍に多数掲載される。2015年にドキュメンタリー映画『躍る旅人 能楽師・津村禮次郎の肖像』(監督制作・三宅 流)が公開された。

企画:和合亮一
舞台監督:佐久間美紀
企画・照明:佐藤康孝
制作:佐藤典之

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