Voice on Voice

『浜通りと中通りの境』
和合亮一×田島貴男(Original Love)

8月8日(火)18:30 開演
※開場は開演の60分前
※上演時間:約60分
「Voice on Voice」は常磐線沿線の駅舎周辺で
アーティスト同士がコラボレーションする企画です。
常磐線舞台芸術祭でのみ実現しうる共演をお楽しみください。
『浜通りと中通りの境』
和合亮一×田島貴男(Original Love) メインビジュアル

Voice on Voice

声は何にも似ていない。
鉄管にもケーキにも似ていない。
見えないし触れない。
光らないし臭わない。

だけど声は、人と人をつないで、運ぶ。
人と人を集めて、散らせる。
まるで鉄道の駅みたいに。

だから声に声を重ねる。あの駅で。
声と声を触れさせる。あの駅で。この駅で。

文・古川日出男

会場
福島市まちなか広場

出演:和合亮一、田島貴男(Original Love)**

【会場案内】8月8日(火)18:30開演(17:30開場)
○ 会場:福島市まちなか広場

<Map>

< アクセス >

  • 住所:福島市まちなか広場(福島県福島市本町17−1)

< お願い >

  • 当日は猛暑が予想されます。各自暑さ対策をお願いいたします。
  • 雨天時の雨具は各自お持ちください。
  • 会場にゴミ箱は設置しておりません。ゴミは各自お持ち帰りください。
  • 会場は屋外のため、近隣の民家、店舗、歩行者などにご配慮いただき、ご鑑賞をお願いいたします。

チケット情報

料金(整理番号付き・税込)
一般 4,000円 学生 3,000円
※会場は屋外となります。雨天決行、荒天中止、雨具は各自お持ちください。

  • 要会員登録
  • チケット料金のほかに各種手数料がかかります。必ず申込画面にてご確認ください。
  • チケットのキャンセルや払い戻しはできません。
  • 「Voice on Voice」の各プログラムについては、購入枚数をお一人様につき1枚までとさせていただきます。
  • お申込みについてご不明点がある際は下記ページでご確認ください。

https://t.pia.jp/help/

  • 要会員登録
  • お申し込みをしたチケットは、スマートフォンアプリに表示されます。紙のチケットは発行されず、スマートフォンがそのままチケットとなります(アプリをダウンロードできない場合、パソコンから印刷することもできます)。
  • お申込みについてご不明点がある際は下記ページでご確認ください。

https://help-attendee.peatix.com/ja-JP/support/home

  • 会員登録不要
  • 参加費のあるプログラムは当日会場の受付にて精算(現金のみ)となります。
  • お申し込みの締め切りは各開催日の3日前となります。
  • ご不明点につきましては芸術祭事務局にお問い合わせください。

詩と歌が、8月の福島の街の境目を駆け抜ける。音楽は、言葉は、叫びとささやきは、どこから、どこへ。詩人・和合亮一と「Original Love」の田島貴男。初めてセッションする2人の心と声が出会う、真夏の祭の奇跡を、共に。

和合亮一

1968年福島県生まれ。詩人。中原中也賞、晩翠賞、萩原朔太郎賞など受賞。2011年、東日本大震災直後の福島からTwitterで連作詩『詩の礫』を発表し続け、同年5月、世界三大コンサートホールであるオランダのコンセルトヘボウに招致され、朗読にて福島の想いを発信した。2017年7月、詩集『詩の礫』(徳間書店)がフランスにて翻訳・出版され、第一回ニュンク・レビュー・ポエトリー賞を受賞。フランスでの詩集賞の受賞は日本文壇史上初となり、国内外で大きな話題を集めた。昨夏には国際芸術祭「あいち 2022」にて日本のアーティストに選定され『詩の礫』を出展した。新しい英訳詩集『Since Fukushima』が今春に刊行されたばかりである。吉永小百合氏や坂本龍一氏、紺野美沙子氏、中嶋朋子氏、大友良英氏ら多数の音楽家や俳優と詩の朗読でこれまでも共演を果たしてきた。

田島貴男(Original Love)

1987年、田島貴男を中心とする 前身バンド“レッドカーテン”から“Original Love”に改名し Original Love としてのキャリアがスタート。1991年 Original Loveとしてアルバム『LOVE! LOVE! & LOVE!』でデビュー。代表作としてシングル「接吻」(1993年)、アルバム『風の歌を聴け(1994年)』など。2022年発売20作目の最新アルバム『MUSIC, DANCE & LOVE』(オリコンウイークリーチャート初登場13位)は、佐野康夫、小松秀行、河合代介など強力にファンキーなリズム隊を従え、ストレートな社会的メッセージを打ち出した歌詞を含む、現代のニューソウル的な作品が話題となり、2022年度CDショップ大賞にノミネートされる。バンドでの表現以外に、2011年頃より田島貴男がひとりでフット・タンバリン、フット・ストンプ、リゾネーターギターのボディヒットなどを駆使して行う「ひとりソウルショウ」や”弾き語り”での独自の表現で新機軸を見せ、数々のフェスやイベントへ出演するようになる。2021年、コロナ禍にありながら弾き語りツアーや"ひとりソウルショウ"での全国ツアーを敢行、プライベートスタジオからの配信ライブなども積極的に行い、ひとりでのライブ楽曲を収録した初のアルバム『骨 toneBLUES』を発売。2022年、Original Loveとして「フジロックフェスティバル」GREEN STAGEに出演し、田島貴男としてもピラミッドガーデンに出演。大いに盛り上がるなどしており、近年さらなる活躍を見せている。

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