『荒地の家族』
佐藤厚志×Miya
※開場は開演の60分前
※上演時間:約60分
アーティスト同士がコラボレーションする企画です。
常磐線舞台芸術祭でのみ実現しうる共演をお楽しみください。
Voice on Voice
声は何にも似ていない。
鉄管にもケーキにも似ていない。
見えないし触れない。
光らないし臭わない。
だけど声は、人と人をつないで、運ぶ。
人と人を集めて、散らせる。
まるで鉄道の駅みたいに。
だから声に声を重ねる。あの駅で。
声と声を触れさせる。あの駅で。この駅で。
文・古川日出男
- 会場
出演:佐藤厚志、Miya
【会場案内】8月9日(水) 18:00開演(17:00開場)
○ 会場:JR亘理駅東広場ペデストリアンデッキ 亘理町立郷土資料館1F「悠里館」
<Map>
https://goo.gl/maps/kauoEs5kh5UxcwHo9
< アクセス >
- 住所:
JR亘理駅東広場ペデストリアンデッキ(東口)亘理町立郷土資料館1F「悠里館」 - 駐車場:JR亘理駅東駐車場 *満車の場合は近隣のコインパーキングなどご利用ください
< お願い >
- 当日は猛暑が予想されます。各自暑さ対策をお願いいたします。
- 雨天時の雨具は各自お持ちください。
- 会場にゴミ箱は設置しておりません。ゴミは各自お持ち帰りください。
- 会場は屋外のため、近隣の民家、店舗、歩行者などにご配慮いただき、ご鑑賞をお願いいたします。
チケット情報
料金(整理番号付き・税込):
一般 4,000円 学生 3,000円
※会場は屋外となります。雨天決行、荒天中止、雨具は各自お持ちください。
- 要会員登録
- チケット料金のほかに各種手数料がかかります。必ず申込画面にてご確認ください。
- チケットのキャンセルや払い戻しはできません。
- 「Voice on Voice」の各プログラムについては、購入枚数をお一人様につき1枚までとさせていただきます。
- お申込みについてご不明点がある際は下記ページでご確認ください。
- 要会員登録
- お申し込みをしたチケットは、スマートフォンアプリに表示されます。紙のチケットは発行されず、スマートフォンがそのままチケットとなります(アプリをダウンロードできない場合、パソコンから印刷することもできます)。
- お申込みについてご不明点がある際は下記ページでご確認ください。
- 会員登録不要
- 参加費のあるプログラムは当日会場の受付にて精算(現金のみ)となります。
- お申し込みの締め切りは各開催日の3日前となります。
- ご不明点につきましては芸術祭事務局にお問い合わせください。
あの災厄から十年余り。止むことのない渇きと痛み。
元の生活に戻りたいと人が言う時の「元」とはいつの時点か――。
佐藤厚志
1982年宮城県仙台市生まれ。東北学院大学文学部英文学科卒業。仙台市在住、丸善仙台アエル店勤務。2017年第49回新潮新人賞を『蛇沼』で受賞。2020年第3回仙台短編文学賞大賞を『境界の円居(まどい)』で受賞。2021年『象の皮膚』が第34回三島由紀夫賞候補。2023年『荒地の家族』で第168回芥川龍之介賞を受賞。現在、「河北新報」日曜版にて『常盤団地第三号棟』を連載中。
Miya
宝玉宮雪 音楽家
生命の息吹(フルート、能管・龍笛など日本の笛)情報的身体の拡張(モジュラーなどの電子楽器)で神聖な音の場を生み出す人。東京を拠点に国際的に活動。山下洋輔をプロデューサーに迎えた『Miya's Book』などこれまでに4枚のアルバムをリリース。2010年にロンドンにて作曲を学び、ヨーロッパ各地の即興オーケストラに参加。その経験を元に、日本での即興オーケストラの立ち上げに関わり指揮。ジャンルを超えたアートとの連携にも力を入れ共演は多岐にわたる。近年はエフェクターやコンピューター、モジュラーなどの電子的なアプローチを取り入れ、「瀬戸内国際芸術祭」に参加。福島県南相馬市に伝わる民俗神楽の復興を手がける。2018年ごろより能管を一噌幸弘に、龍笛を八木千暁に師事。神楽師として寳玉流一噌派・宝玉宮雪としても活動をはじめた。洋の東西を問わない音楽性と、伝統的楽器と電子楽器を縦横無尽に組み合わせ、ユビキタスな音楽を織りなしている。